髪質改善を行うにあたって知っておきたいこと
武蔵小杉 スタイル美容室 ムーンサウス スタイリストの小山です。
湿度が高く、蒸し暑い日々が続きますが暑さ対策を気を付けていきましょう。
髪の毛の水分のお話をしていきます
髪の毛がしなやかに曲がるのもポキっと折れることがないのもすべて髪の水分量のおかげなのです。
分かりやすい例えが乾燥した乾麺？パスタ？のような状態になります。
乾燥パスタはゆでると柔軟にしなやかに曲がりますよね？これは水分があるからです。もし水分が全くなかったらパキパキ折れますよね？
ということで髪の毛が柔らかくしなやかになるためには水分があるおかげなのです。この考え方から、髪の毛にとって水分があるということが大変重要ということがお分かりになると思います。
髪をびっしょり濡らすと毛髪が濡れているときの水分量が100％なのではと思う方もいらっしゃると思いますが、これはあくまで水分含有量なので髪の毛は最大で30%ほど水分を含むことができると覚えておいてください。
この30%というものは健康毛でもダメージ毛でもほとんど変わらないそうです。
そのうち健康な髪ですと約12%の水分があります。その12%の水分のうち7%ほどが自由水といわれ残りの5％は結合水といわれる水分です。30％から12％をひいたもののうちの残りの水分は18％で吸着水といいます。
その吸着水というものはどういうものなのかというと、ドライヤーをかけると簡単に蒸発していく成分です。
自由水は、簡単に言いますと空気中の湿度で自由に出入りする水分です。空気中の湿度に影響して自由に出入りする水分になります。冬場のエアコンの影響では空気の乾燥により、自由水は少なくなって髪の毛が乾燥気味になります。
結合水は健康毛で約5％ほどあり髪の内部の組織に協力に結合しています。簡単には出ていかない水分で、傷んでしまいますと減ることもあるそうです。
髪が傷んでくると結合水・自由水が減って吸着水が多くなるそうです。
ヘアダメージが多くなってくるとシャンプー時などに髪が濡れているとダメージホールなどに多くの水分を含みテロンとした状態になるのですね！
髪は濡れているとテロンとした感じになりますが乾くとカサカサの乾燥毛に・・・これがダメージしている状態なのですね！
❝髪の毛の命❞ともいわれているものが結合水というものになります。
乾かない水分量=結合水を増やしていくことが髪を綺麗に艶出していくコツになります。
この水分量(結合水)はうちでおすすめしているシャンプーでも増やしていくことができますので知りたい方はお気軽にご質問ください。
トリートメント（髪質改善トリートメント）はその乾かない水分量である結合水を上げていくことで髪のくクセやうねり・髪のお悩みを改善することができるのです。そのことをトリートメントされる前に知って頂きたい知識になります。
これからは髪に水分とダメージの関係性について考えていきましょう。
次回もお楽しみに！
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