こんにちは、武蔵小杉 美容室ムーンサウスの岡野です。
今回はまたお悩みシリーズから、髪のお悩み第2位は「ツヤがない」という事で今回は自然なツヤを出すカラーをご紹介。通常のカラーはカラーを入れてすぐはトリートメントも効いていていてツヤ感がでるんですが、2~3週間過ぎたあたりからパサつきが目立つようになります。それはトリートメントが落ちて本来の髪のダメージが現れてくるからです。
今回は毛先はアワルトリートメントカラー、根元は髪色を明るく出来、かつアルカリダメージを3分の1に抑えられるカラーを使用してツヤ感を出しつつ色味変更していきたいと思います。
ではモデルさんで実証。まずはBEFORE
根元3cm位、黒髪の所が伸びていて以前カラーしていた部分は色が退色してパサつきも目立ちます。
根元は今の毛先の明るさよりも1トーン抑えて、毛先は今の髪色を活かしつつ色素補充、髪色全体がオレンジっぽくなっているのでオレンジ味を消すようにマット、少し緑を感じる寒色系の色味にしました。本来、艶っぽく見せるなら暖色系、赤味を入れるのが一般的ですが、今回は薬剤のスペックを見たいのであえて寒色系にしてみました。
途中経過はこちら
根元はアルカリを3分の1に抑えて明るめに、毛先はアワルトリートメントカラーで色素補充。
同じ薬剤ではなく別の薬剤で色を合わせていくのがポイント。同じメーカー、同じ薬剤を使えば色合わせも簡単なのですがあえて髪に負担の少ないカラー剤を使うので使用薬剤は分けて塗布。毛先はノンアルカリ。
アワル泥パックカラーで髪を引き締めていきます。アワルに入っているタンニンは収れん、引き締め効果抜群!!使い初めてスグはごわつき、硬さが髪に出る方もいるんですが使い続けると自然なツヤが戻ってきます。
完成型がこちら
今回はシリコン系のトリートメントは極力抑えて、カラー剤のスペックで自然なツヤ感が出るような処方にしました。
beforeでは色が退色していてオレンジ味が出ていたんでそれを抑えるために緑味を加えたマット系の色味をプラス。
自然なツヤが出てるのが分かりますかね~正直根元に関しては髪を傷める薬を使っているのですが中間毛先はほぼノンダメージ処方。これを続けていくと自然なツヤが戻ってきます。
シリコン系のポリマー剤を使えば結果は早く、ツヤ感もすぐあらわれるんですが、髪本来の素材を大事にしたいという自分的な思いから今回の処方にしました。
この処方を続けていけば髪本来の素材はよみがえってくる。
少しお時間はかかりますが是非お試しあれ。
今回はカット無しでカラーだけの施術でしたが、モデルさんはクセ、うねりも気にされてたので今後カットでくせをとれたらな~と岡野は企んでおります。
今回、協力してくれたモデルさん、ありがとうございました。
また後日、良い結果を報告ができますように、、、ではまた。
武蔵小杉 美容室 ムーンサウス
TEL 044-711-0336
定休日 火曜日