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ドライカット

こんにちは!武蔵小杉ムーンサウスの田村です。
ホームページとブログが新しくなったので、内容も一新して書いていきたいと思います。

ムーンサウスといえば『ドライカット』なのですが、皆さんの中には「良いとか、すごいって聞くけど、ドライカットってどんなの?」とお思いの方も多いのではないでしょうか?

すごく簡単にいうと乾かして(DRY)から切る(CUT)んです。

そう、そのままです!
ドライカットは『髪は乾いて仕上がる』という考えをもとに、髪を乾かして切るカット技法のひとつです。

 

では、濡れたまま切るウェットカットと何が違うのか?

まず、乾かす時に、クセ・毛量・髪質・毛流れをチェックします。
髪のふくらみや浮き、クセなどは、濡れている状態だとわかりにくいので、乾かしながら今の髪のコンディションを見ていきます。

ただ乾かしているだけに見えるかもしれませんが、実際に手で触れて、目で見て、チェックをしているんです。
そしてお客様1人ひとりのクセ・毛量・髪質・毛流れ・骨格に合わせて仕上がりをイメージしながら切っていきます。

 

先日、モデルさんに来ていただきテクニック練習をしました。

Beforeがこちら

    

カット前のプレシャンプーをする前に毛髪診断

うねるクセや絡まりがあるため広がってしまいます。
ハチまわりが特に広がり(膨らみ)やすく、いつも横が大きく見えてしまうのがお悩みとのこと。

とてもデリケートな髪なので細かく細かく切っていきます。

仕上がりがこちら

    

ハチまわりの広がりが軽減されました。
絡みが取れてツヤが出て、野暮ったかった首回りもすっきりしてます。
髪の動きを計算しながら細かいピース(毛束)で切っているので、Beforeの写真よりも表面に動き(軽さ)が出ています。

このモデルさん、わたしが切るのは二回目で、前回のカットから二ヶ月ほどたっているのですが、あまりスタイルが崩れなかったとのこと。これもドライカットのいいところのひとつで、自然に落ちる位置を計算して切っていくので、時間がたってもスタイルが長持ちします。

もう一例、ショートが好評のstaff小山さん

ミニマムなショートがお似合いなのですが、実は彼女、襟足に浮き・流れのクセがあるんです

こんな生えグセにもドライカットのテクニックを施すと…

キレイにおさまります。パッと見ただけではクセがあるなんてわかりませんよね?

しかもこの襟足、ドライヤーでバーっと乾かしてるだけ。難しいブローなどはしていません。

ドライカットはクセやボリュームのことも考えてカットしているので、美容室から帰った時だけでなく、次の日に自分がセット・手入れをするとき、ドライヤーで乾かすだけで簡単にスタイルが決まります。

キレイに揃えて切る=お客様が家で簡単に手入れできる
とは限らないんです。

普段はどの程度手間をかけるのか(かけられるのか)?
何に重点を置いているのか?
など、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせて、髪型を作っていきます。

ドライカットは手間が多く時間もかかります。
一度ではクセや絡みは取りきれないことも多いです。
ですが、メリットを理解して続けていけば、きっと満足していただけると思います。

髪の悩みや、ご興味がある方は、だまされたと思って一度ドライカットを体感してみてください。では。

 

 

武蔵小杉 美容室 ムーンサウス
TEL 044-711-0336
定休日 火曜日

 

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