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髪のお悩みランキング、第6位は。ヘアカラーがすぐ落ちる。

こんにちは、武蔵小杉 美容室ムーンサウスの岡野です。

髪のお悩みシリーズ、第2弾。髪のお悩みランキングで6位にランキングされたのがヘアカラーがすぐ落ちるでした。1〜4位までは今のところすっ飛ばしますがいずれ紹介しますのでお楽しみに〜!!

6位のヘアカラーがすぐ落ちる原因としてはやはりダメージが原因です。でもどうしたらダメージケアして色持ちをよくすれば良いか分からないという人がほとんどだと思います。
そこで今回はカラーの持ちをよくする方法をご紹介します。

まずはカラーリングの仕組みからヘアカラーは単純に色素だけを入れる訳ではありません。日本人の髪は黒色です。黒の画用紙に色を塗っても色が見えてこない、これと同じです。色を見えるようにするには髪のメラニン色素を分解、脱色(茶色〜黄色)まで色を抜きそこから色素、染料を入れるんです。それを同時にしてるのがヘアカラーなんです。ここで使われるのが過酸化水素とアルカリ剤この2つの薬剤でメラニン色素を分解するんです。それと同時に染料を髪の中に入れ色素を発色させるコレがカラーリングの仕組みです。
ここで厄介になってくるのがアルカリ剤、健康な髪はもともと弱酸性PH4.5〜5.5の間で安定しています。アルカリに傾くとキューティクルが開き、かつ髪の中のイオン結合が切れます。切れると髪の中の細胞は不安になります。さらにメラニン色素という細胞も分解していくのです。コレがヘアカラーのダメージの原因です。そしてアルカリに傾いた髪は酸性に戻りにくい性質があり、コレが色持ちを悪くする原因なんです。

ではここから本題、色持ちを良くする方法
①シャンプーを見直す。  洗浄力の強いシャンプーを使わない、そしてシャンプーは地肌を洗うように意識する。です。髪の汚れはお湯だけでもほとんどの汚れは落ちますが無意識のうちにゴシゴシ洗いがち地肌揉むようにして洗い、髪は泡をつけて置いておいおく位で充分汚れは落ちます。

②流さないトリートメントを使う 日々の生活の中で紫外線、摩擦、乾燥は必ずといって受けるものです。そこから髪を保護する為にドライヤーの前には必ず保護の為に流さないトリートメントを使ってください。手触りが滑らかになるだけでなくヘアカラーの退色やタンパク質の流出を防ぐ為の薄い被膜でバリアして下さい。またコテやアイロンを使う方はコテ用のスプレーも忘れないでください。コテやアイロンを使うと髪が乾燥し、ひび割れして色素が流出しやすくなります。

③ドライヤーで完全に乾かす。 髪を洗ったらすぐ乾かすのもポイントです。濡れたまま、半乾きの状態だとキューティクルが水膨潤を起こし摩擦係数が高くなり、キューティクルがダメージを受けます。完全に乾かしてキューティクルを閉じましょう。

④アルカリを中和する 何と言ってもヘアカラーのダメージはアルカリです前にも書いたようにアルカリは髪に残りやすいんです。そこで登場するのがmoon-southのサロントリートメントでも使っている「ACID PH」です。ACID PHはアルカリに傾いた髪を元のPHに戻してくれる「髪のサプリメント」みたいなものです。アルカリ性が弱酸性に戻るとイオン結合がまた元に戻り、キューティクルが閉じます。そうする事で色持ちも手触りも格段に違ってきます。

 

ACIDPH アルカリ除去剤

 

サロンでのトリートメントがご自宅でも出来る商材です。

ヘアカラーは洗えば落ちるものですが日頃ちょっとしたお手入れ方法で色持ちはずいぶん変わってきます。
色持ちを良くする方法は他にも沢山あるのですが、今回ご紹介した方法は誰でも手軽に出来る簡単なものです。面倒くさがらず気軽にやって見てくださいね〜。

 

ヘアカラーのアルカリ除去した綺麗な髪 サイドアングル

 

小さなことからコツコツと〜ではまた。

 

武蔵小杉 美容室 ムーンサウス
TEL 044-711-0336
定休日 火曜日

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