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お悩みランキング3位 髪が広がる。広がりを抑える方法

こんにちは、武蔵小杉 美容室ムーンサウスの岡野です。

今回も前回に続き髪のお悩みランキングから、お悩みランキング第3位は髪が広がるでした。
特に梅雨の時期は湿度も多く、クセの方はなおさら広がって収まりが悪くなる。お悩みランキング3位にランクインするのもうなずけます。
広がりを抑えるのに、この時期ストレートパーマをかける方も多いと思いますが、やはり一番大事なのはカットだと岡野は思います。
余談ですがカットをうまくやらないとストレートパーマの時のアイロンで伸ばす時に熱の伝導率が悪くなりクセも伸びにくくなってしまいます。

ということで、今回もモデルさんを使ってドライカットを検証します。今回はストレートパーマではなくカットのみで広がりを抑える検証です。

 

まずはBEFORE

ロングヘア カット前 広がる髪の女性 バックアングル    ロングヘア カット前 広がる髪の女性 サイドアングル

 

今回のモデルさんと話していると、どうやら一番気にしてる所は「クセで広がる」ので普段はアイロン、コテで巻いているそうです。
ドライヤー直後が一番広がるそう、クセもそうなんですがこれは髪の乾燥も原因があると思います。
カット前の写真はブラシで伸ばした状態なんですがそれでも後ろとハチの部分が膨らみます。
ドライカットで髪の絡まりと髪の溜まっている所をサクサクっととっていきます。
レングスも鎖骨上までカット。

 

カット後、AFTERがこちら

ロングヘア カット後 広がる髪の女性 サイドアングル

 

ロングヘア カット後 広がる髪の女性 サイドアングル

 

ロングヘア カット後 広がる髪の女性 サイドアンダーアングル

 

全体は軽くしすぎず、重さを残しつつ表面は動きが出るようにカット。前髪はかき上げたときに色っぽさを感じるように長さを残しました。
問題の広がりの方はというと、表面に薄く段をつけてあるのでハチまわりの広がりは気にならなくなり、何と言っても後ろの広がりは絡みをとり、彫刻的にカットすることで内巻きに入りやすくしてあるので自然な丸みを作ることに成功!いかがでしょうか?このスタイル、ボブスタイルは膨らみやすい、っていうのもmoon式ドライカットなら丸みを活かして広がりを抑える事は可能です。

何と言ってもアフターケアです。
ここが肝心、なんと言っても広がりを抑えるのに有効なのはドライヤーでしっかり乾かしてあげるです。
ドライヤーで乾かしたすぐは広がりますが、髪には自由水という出入り自由な水分があり、また水分が髪に戻ってきますのでご安心を。
そして以前のブログにも書いたのですが、クルクルドライヤ―を使った、丸秘ブローテクニックがあるんですが、それは2017,4月1日のブログを参照ください。
これはほんとに使えます。

そしてカラーやパーマをかけてる方は髪自体の水分調節がうまく出来なくなり、乾燥しやすくなってしまいますそういう時は乾かす前に乳液タイプの流さないトリートメント、もしくはオイル系の流さないトリートメントを使ってください。
髪表面に一枚ガーゼをつけるイメージです。
今回協力してくださったモデルさん、ありがとうございました。

美容師の仕事はヘアデザインを作る事もそうなんですが、
美容院は年に数回、残りの日はご自宅でして頂く事になるので、そこが少しでも楽にするのが僕ら美容師の仕事だと岡野は思っております。

ではまた。岡野でした。

 

武蔵小杉 美容室 ムーンサウス
TEL 044-711-0336
定休日 火曜日

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