こんにちは、武蔵小杉　美容室ムーンサウスの岡野です。

今回のテーマは髪の「うねり」です。
うねりの原因は毛髪内部を構成する2種類の繊維状細胞に偏りが関係しています。
毛髪内部に水分に馴染みやすいタンパク質と馴染みにくいタンパク質があり,それが偏っているのが原因です。
また毛根自体が歪んでいるのも原因です。
毛根は一つなんですが、髪は一つの毛穴から数本生えています。その数本が伸びる過程で三つ編みのように絡まります。
この絡まりがうねりを生みます。
髪の絡まりもうねりの原因の一つです。

うねりの解消法をご紹介します。

解消法
その① MOON-SOUTH式ドライカット

乾かして切る事で髪を一本一本切ることができ、絡まりもとることができます。
絡まりがとれると髪一本一本が独立するので自然に落ちる位置に収めることがます。MOON-SOUTH式ドライカットは彫刻的カット、髪を一本一本切る、繊細なカットです。

その②　ドライヤーをしっかりかける

ドライヤーをかけずにいると髪も絡んだまま、また髪の中の水分量も不均一のまま、洗った後はドライヤーで一気に乾かして髪の水分量を均一にしてください。また仕上げの段階でクルクルドライヤーを使うのも有効です。
髪を７～８割乾かしてからクルクルドライヤーを使うんですが、クルクルドライヤーのやり方は毛先だけじゃなくまずは根元、頭皮をアイロン台のように使って髪を落ちる位置と反対に、髪の裏面を根元から毛先に向かって乾かします。目安はブラシの幅分,小分けにとるのがポイントです。
サイド、１段目は頭頂部から最後は揉み上げ部で終わり４段位、バックは頭頂部から最後はえりあしが最後、６段位が目安です。根元から熱があてられるのでしっかりと根元からうねりをとることができます。後は通常使いで毛先を丸めて完成です。

その③ 頭皮の保湿・マッサージ

加齢によって頭皮の毛穴が歪むのを防ぐには、お肌と同じように頭皮のエイジングケアが大切です。
シャンプー時には指の腹を使って円を描くように頭皮をマッサージしながら洗っていく事をおすすめします。
そうする事で頭皮も若々しさを保て、毛根の歪みも防ぐことができます。今注目の成分シフルボ酸配合のサラメンテシャンプーはエイジングケアにオススメのシャンプーです。

その④ 髪のダメージケア

うねりの原因である毛髪内部の脂質の減少を防ぐためには、髪の毛のダメージケアも必要です。
毛髪内部の脂質、水分を均一に保つためにドライヤーの前には洗い流さないトリートメント、オイルなどをつける事もおススメです。
セラキュートGや天然オイルなど保湿成分がしっかり入ったサラメンテトリートメントはうねり予防に効果的です。

その⑤ 首や肩こりの解消

実は首や肩のこりもうねりの原因なんです。
首や肩の凝り固まった筋肉をほぐすことで頭皮への血の流れを改善することができます。
血流が良くなると毛髪に必要な栄養が毛根に届きやすく、毛母細胞も元気に髪を作り出すので栄養不足で髪がパサついたりうねったりするのを防げます。
夜はゆっくりと湯船につかり一日の疲れをおとしましょう。

うねりを根本的に治すには髪の内部構造を変える必要があるんですが、ご紹介した方法でうねりは解消できます。
今のうちにうねりを解消しておけば湿度があがる梅雨も乗り切れると思います。是非やってみてください。

皆さんの髪が今より少しでも扱いやすくなりますように願って！！

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